NY円、156円台前半

AI要約

17日のニューヨーク外国為替市場では円相場が上昇し、米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げ観測や日米の金利差縮小見込みから円買いが強まった。

河野太郎デジタル相が日銀に追加利上げを求めたとの報道もあり、円の勢いは高まっている。

ユーロも1.09台後半の水準を維持しており、為替相場は動向が注目されている。

 【ニューヨーク共同】17日のニューヨーク外国為替市場の円相場は午後5時現在、前日比2円08銭円高ドル安の1ドル=156円18~28銭を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)による早期の利下げ観測が強まり、円買いドル売り注文が膨らんだ。ユーロは1ユーロ=1.0934~44ドル、170円90銭~171円00銭。

 河野太郎デジタル相が日銀に対して追加利上げを求めていたと伝わったほか、FRBが9月にも政策金利の引き下げに踏み切るとの見方が広がり、日米の金利差縮小を見込んだ円買いが勢いを増した。