6割の企業がAI人材不足を実感!人事白書2024が示す最新トレンド

AI要約

AI人材の充足状況についての調査結果を紹介。過半数の企業がAI人材が不足していると回答。

従業員規模や業種によって回答に違いがあり、小規模・非IT業種では「必要としていない」が多い傾向。

調査の実施時期や方法、回答者属性など詳細な情報も提示。

6割の企業がAI人材不足を実感!人事白書2024が示す最新トレンド

『日本の人事部 人事白書2024』から、「育成」の調査結果の一部をご紹介します。

AI人材の充足状況について聞きました。最も多かった回答は「足りていない」で59.6%と、過半数を超える企業でAI人材が充足していないことがわかりました。次に多い回答は「必要としていない」で14.9%でした。

従業員規模別に見ると、規模が小さいほど「必要としていない」と答える傾向にありました。「必要していない」と回答したのは5001人以上の企業で1.7%だったところ、1001~5000人の企業で3.7%、501人~1000人の企業で9.7%、101人~500人の企業で16.9%、1人~100人の企業で25.7%という結果になりました。

業種区分別に見ると、いずれの業種においても最も多かった回答は「足りていない」で、50%~60%台でした。2番目に多い回答は、IT・通信・インターネットを除いて、「必要としていない」が10%~20%台でした。IT・通信・インターネットのみ、最多回答の「足りていない」(51.7%)に次いで「やや足りていない」(23.6%)が多く、「必要としていない」は2.2%にとどまりました。

実施時期 2024年3月1日~3月29日

調査対象 『日本の人事部』正会員

調査方法 Webサイト『日本の人事部』にて回答受付

回答者属性 6678社、6926人(のべ)

質問数 163問

質問項目 1.戦略人事/2.採用/3.育成/4.制度・評価・賃金/5.ダイバーシティ&インクルージョン/6.働きやすさ・働きがい/7.組織開発/8.注目の人事課題(タレントマネジメント、シニア活用、社内公募制、ジョブ・クラフティング)