マネーフォワード、個人向け新会社 三井住友カードと資本業務提携
マネーフォワードと三井住友カードが資本業務提携し基本合意
共同出資会社を設立し、個人向け金融サービスを強化
新会社の業務開始目指し、法人向けでも協業を検討
マネーフォワードと三井住友フィナンシャルグループ(FG)傘下の三井住友カードは17日、資本業務提携することで基本合意したと発表した。
マネーフォワードの個人向けサービスを切り出し、三井住友カードと共同出資会社を設立。個人向け金融サービスなどを強化する狙いだ。
家計簿・資産管理アプリ「マネーフォワードME」と、三井住友FGの総合金融アプリ「Olive(オリーブ)」の機能を組み合わせ、新たなサービスを開発する。複数の金融機関の口座間で簡単に資金移動できる機能や、人工知能(AI)を活用したお金に関する助言機能などを検討する。
新会社への出資比率はマネーフォワードが51%、三井住友カードが49%。12月初頭の業務開始を目指す。両社は法人向けでも協業を検討する。