おわらの練習成果披露 富山能楽堂で技能審査会

AI要約

越中八尾おわら道場の技能審査会が富山市で行われ、30人の会員が観客の前で演舞を披露。

越中おわら節の保存や継承を目的に開催される審査会では、男踊りや女踊り、唄、三味線など7部門に分かれた演目が披露された。

審査員や準師範の資格を持つ会員による演目や楽器の説明も行われ、イベントは盛り上がりを見せた。

おわらの練習成果披露 富山能楽堂で技能審査会

 越中八尾おわら道場(村杉正夫代表)の技能審査会が14日、富山市友杉の富山能楽堂であり、会員30人が約120人の観客の前で、練習の成果を披露した。

 越中おわら節の保存や継承を目的に、年2回開いている。出場者は男踊りや女踊り、唄、三味線など7部門に分かれて演舞を披露し、それぞれ初段、中段、上段1~3級、準師範の資格の認定を受ける。審査員は同道場の庵進前代表と、師範の資格を持つ会員が務めた。

 女踊り部門では、基本の「豊年踊り」や上品な「四季踊り」などで、優美な所作を見せた。審査会の途中に、準師範の資格を持つ会員が観客に踊りを披露したり、楽器の説明をしたりした。北日本新聞社後援。