日銀 「覆面介入」行われていた場合は2兆円規模か

AI要約

政府・日銀が11日に続き12日にも2兆円規模の為替介入を実施した可能性があることが分かった。

外国為替市場では12日、アメリカの経済指標発表後に円高が進み、1ドル=158円後半から157円台前半まで急速に変動した。

日銀は、大規模な資金移動が発生するとして明日に警戒し、2兆円規模の差がある市場の移動額を政府・日銀の為替介入が影響している可能性があると報じられている。

先週11日に続き、12日にも政府・日銀が2兆円規模の為替介入に踏み切った可能性があることが分かりました。

外国為替市場では12日、アメリカの経済指標発表の後、およそ10分の間に1ドル=158円後半から157円台前半まで1円以上、急速に円高が進む場面がありました。

さきほど日銀は、あす、民間銀行との間で大規模な資金移動が発生するという見通しを公表しました。この移動額は市場の事前想定と2兆円規模の差があり、これは政府・日銀が12日に「為替介入」に踏み切って円を買った分ではないか、との見方が広がっています。

政府・日銀は、この前日、11日にも3兆円規模の為替介入を行ったと見られています。