人気高まるミドルクラスは昔からスズキが得意! だからこそ『GSX-8R』は扱いやすくて楽しい!!

AI要約

ミドルクラスは大型二輪免許枠でありつつ、600~800ccの排気量帯で人気が高まっている。

スズキはこのカテゴリーでロングセラーモデルを多数展開し、“ツウ好み”なモデルが揃っている。

800ccの存在感が増し、スズキはGSX-8シリーズやVストローム800シリーズで競争力を高めている。

人気高まるミドルクラスは昔からスズキが得意! だからこそ『GSX-8R』は扱いやすくて楽しい!!

 昨今人気なのが「ミドルクラス」と呼ばれるセグメント。大型二輪免許枠でありつつ、リッターオーバーではなく600~800ccあたりの排気量帯です。

 パワーを持て余すことなく、サイズ的にもちょうどいい。見栄であったり、数値上のスペックにこだわるのをやめた“オトナ向け”なチョイスとも言えるのではないでしょうか。

 スズキはこのカテゴリーに昔から定評があり、“いぶし銀”とも言えるロングセラーたちをラインナップしてきた確固たる実績を持ちます。現行なら『SV650/X』であったり『Vストローム650/XT』と、どちらかと言えば“ツウ好み”なモデルたちが揃っていますし、かつては『グラディウス』や『サベージLS650』などもありました。

 ビッグバイクビギナーにももちろん最適ですが、大排気量車などさまざまなモデルを乗り継いだベテランたちにも「ベストな1台」として愛され続ける機種たちです。

 中間排気量の主役は長らく“ロッパン”(650cc)が担ってきましたが、ここへきて“800”の存在感が際立ちつつあります。シーンを牽引するスズキは水冷4ストロークDOHC4バルブの776cc並列2気筒エンジンを新たに開発し、『GSX-8R』および『GSX-8S』のGSX-8シリーズ、そして『Vストローム800DE』&『Vストローム800』をデビューさせています。

 ロード向けのフルカウルとネイキッド、そしてアドベンチャー。日本だけでなく、欧米でも人気が高く激戦区になっているこのクラスを制圧しようと、800と650を充実させてきたのです。

 つまり、いまもっとも熱いクラスのひとつであり、メーカーとしても競合他社には負けられません。逆算すれば、良質な製品が登場してくるのも頷けます。

 先に説明した通り、このクラスを選ぶのは目の肥えた“ツウ”であり、バイクをよく知るオトナたち。そんなライダーたちに選ばれるよう、細部に至るまで隙がないのです。