ライダーには嬉しい「二輪車定率割引」! その目的とは

AI要約

二輪車定率割引は、ETC車載器を装着した二輪車の高速料金を37.5%割引する制度で、2022年2月から実施されている。

2024年には対象区間が拡大し、対象走行距離が80km以上で割引が適用されるようになった。

この制度はバイクツーリングの増加を促し、地域の観光振興や経済活性化を図ることを目的としている。

ライダーには嬉しい「二輪車定率割引」! その目的とは

 二輪車定率割引は、土日や祝日にETC車載器を装着した二輪車の高速料金を37.5%割引する制度で、2022年2月に初めて実施されました。

 対象道路は、NEXCO東日本、NEXCO中日本、NEXCO西日本、宮城県道路公社が管理する高速道路。ただし、第三京浜道路、横浜新道、横浜横須賀道路、第二阪奈道路、第二神明道路、関門トンネル、沖縄道、東京湾アクアラインは割引の対象に含まれません。

 そんな二輪車定率割引の具体的な内容は、対象道路内で各インターチェンジ間を一度に80km以上走行する場合、料金が37.5%割引されるというものです。

 これまで2022年、2023年と実施されてきましたが、2024年の二輪車定率割引では割引対象区間が増え、対象走行距離が100kmから80kmへと短くなりました。

 なお実施期間は2024年4月6日から11月30日の土日祝日ですが、北海道内は2024年4月6日から10月27日までで、11月2日以降は利用できない点に注意してください。

 また、二輪車定率割引を受けるには、公式サイトからの事前申請と速旅会員への登録が必要です。初回登録時には、氏名や電話番号などの個人情報と、ETCカード番号やETC車載器管理番号などの車両情報の入力が求められます。申請は当日の利用直前でも可能で、2回目以降の利用時は利用日の入力だけでOKです。

 このように、バイクユーザーにとってありがたい二輪車定率割引。その目的は単なる交通料金の値下げにとどまらず、より深い社会経済的な効果を狙っているとのこと。

 この割引制度は、バイクを使ったツーリングの増加を促し、それにより地域の観光振興や経済活性化を図るために設けられたそうです。

 多くの人々がツーリングに出かけることで、地方の観光地や飲食店、宿泊施設などが恩恵を受けることが期待されていると同時に、ライダー自身の旅行体験も豊かなものにしてくれます。