イスラエル、中国製EVのシェアが7割に迫る:24年1~6月

AI要約

イスラエル自動車輸入業者協会(IVIA)によると、中国製自動車が2024年1~6月に市場をリードし、中国が最大の自動車供給国となった。

中国メーカーのガソリン車とEVの販売台数は計3万4601台で首位に立ち、中国製EVの市場シェアは68.3%に達した。

中国EV最大手のBYDがイスラエル市場で最も販売台数が多く、中型SUVの「ATTO 3」が特に人気だった。

イスラエル自動車輸入業者協会(IVIA)がこのほど発表したデータによると、2024年1~6月は中国製自動車が市場をリードし、中国が最大の自動車供給国となったことが分かった。

中国メーカーのガソリン車と電気自動車(EV)の販売台数は計3万4601台で首位に立ち、韓国の2万7187台と日本の2万3185台が続いた。中国製EVの販売台数は2万6803台で、市場シェアは68.3%に達した。

中国EV最大手のBYDはイスラエル市場で6車種を展開しており、当期の販売台数は計1万178台と中国勢で最多だった。最も人気だったのは中型SUV(多目的スポーツ車)の「ATTO 3」で、7265台を売り上げた。

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イスラエルでは23年、中国製EVの販売台数が2万9402台と前年の2倍以上に増加し、同国のEV市場の約61%を占めた。

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(36Kr Japan編集部)