アイス性能と持続性を強化! トーヨータイヤの新スタッドレスタイヤ「OBSERVE GIZ3」8月発売

AI要約

トーヨータイヤが2024年8月から乗用車向けスタッドレスタイヤ「OBSERVE GIZ3」を国内市場で発売することを発表。

新タイヤはアイス路面での性能向上や環境配慮素材の使用などを特長とし、独自の技術を活用して開発されている。

サイズ展開は全68サイズあり、様々な状況に対応可能なタイヤとして期待されている。

アイス性能と持続性を強化! トーヨータイヤの新スタッドレスタイヤ「OBSERVE GIZ3」8月発売

 トーヨータイヤは、2024年8月から乗用車向けスタッドレスタイヤ「OBSERVE GIZ3(オブザーブ ギズ スリー)」を国内市場で発売すると発表しました。特に近年人気が高まっているSUV用のサイズも新たにラインナップに加えています。

「OBSERVE GIZ3」は、アイス路面でのブレーキ性能や発進時のトラクション性能を大幅に向上させ、その効き目を長持ちさせているほか、サステナブル素材も使用した、環境に配慮したスタッドレスタイヤだそうです。

 同社の独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」により、スノー予測技術を活用した新パターン「ヘリンボーンサイプ」および「アッセンブルブロック」を開発。これにより、タイヤと路面の接地圧を分散し、ブロックの倒れ込みを抑制しているとのことです。

 さらに「持続性高密着ゲル」「サステナグリップポリマー」を配合した新しいコンパウンド「密着長持ちゴム」を採用し、低温環境でもゴムの柔らかさを維持できるようになっているそうです。

 これらの改良により、アイス路面でのブレーキ性能は従来品「OBSERVE GIZ2」と比較して22%向上しているとのことです。

 また、経年変化による性能低下を抑え、アイスブレーキ性能の持続性を向上させたほか、ポリマーの一部に自然由来のサステナブル素材を使用することで環境への配慮も実現しているそうです。

 2023年末から2024年初頭にかけて日本は暖冬となりました。また昨今、昼夜の寒暖差が大きくなっている影響で、降雪時には日中の気温上昇で雪が溶けてシャーベット状になり、夜間には凍結するなど、路面状況は刻々と変化します。「OBSERVE GIZ3」は、このようなタイヤにとってシビア状況にも対応可能となっているそうです。

 サイズ展開は全68サイズです。