八代海で赤潮、カンパチやシマアジなど48万7000匹死ぬ…被害額は9億7000万円

AI要約

八代海で発生した赤潮の影響で、カンパチやシマアジなど48万7000匹が死亡し、被害額は9億7000万円に上った。

八代海では有害プランクトン「シャットネラ属」「カレニア ミキモトイ」など4種類の赤潮警報が出されている。

被害が深刻化し、4年連続で被害が発生しており、今回は上天草市、天草市、津奈木町で被害が確認されている。

 熊本県は12日、八代海で発生した赤潮の影響でカンパチやシマアジなど48万7000匹が死に、被害額が計9億7000万円に上ったと発表した。被害は深刻化しており、県は支援策として、養殖業者が融資を受けた際の利子や市町、漁協が行う魚の処理費、赤潮駆除剤の購入費を助成する。

 県によると、八代海では有害プランクトン「シャットネラ属」「カレニア ミキモトイ」など4種類の赤潮警報が出ている。

 被害が出るのは4年連続。今回は沿岸の上天草市、天草市、津奈木町で確認されており、被害額は1989年以降で6番目という。