ノッカーとして選手とグラウンドに 熊本高専八代・伊藤ことほさん

AI要約

熊本高専八代のマネジャーが試合前のノッカーを務め、選手たちと一緒にグラウンドに立つ喜びを感じた。

子どものころから野球好きであり、選手から推薦されてマネジャーに志願し、練習後に選手とノックの練習を行ってきた。

チームは勝利し、3回戦進出。マネジャーは、さらにノックの機会を増やしてほしいと笑顔で話した。

ノッカーとして選手とグラウンドに 熊本高専八代・伊藤ことほさん

(12日、第106回全国高校野球選手権熊本大会2回戦 熊本高専八代3-0人吉)

 熊本高専八代のマネジャー、伊藤ことほさん(3年)が、試合前のノッカーを務めた。ユニホーム姿で、一球一球笑顔でゴロを打った。「選手と同じグラウンドに立ててうれしかった」

 父の影響で子どものころから野球好きで、それを知っている選手からすすめられ、監督に志願。認められた後は練習後に、選手と「ノックの練習」をしてきたという。

 ノックは「うまくいかなかったけど、選手の体を温めるぐらいはできたかも」。この日チームは勝って3回戦に進んだ。「このまま勝ち進んで、もっとノックをさせてほしい」と笑顔だった。(築島稔)