日軽金 高強度アルミボルトで特許 ヤマシナと開発

AI要約

日本軽金属はヤマシナと共同で高強度アルミボルトの特許を取得し、自動車やドローンなどモビリティー分野での採用を目指す。

サンプル出荷を開始し、量産化を予定。将来的な海外展開に向けて、国外での特許取得も検討。

アルミの軽量性を活かした革新的な製品開発に注力する日本軽金属の取り組み。

日本軽金属は11日、ボルトメーカーのヤマシナ(本社=京都市山科区、堀直樹社長)と共同で開発した6000系(Al―Mg―Si)合金による高強度アルミボルトの特許をこのほど取得したと発表した。アルミの軽量性を武器に、自動車やドローンなどモビリティー分野での採用を目指す。今期中にサンプル出荷を開始し、来期以降の量産化を予定。将来的な海外展開に向けて、国外での特許取得も検討する。