新生RS6をキャッチ! A6 e-tronの市販型は“A6”、アウディが新ネーミング車を続々投入!

AI要約

アウディは電気自動車への移行を進めており、新型A6ファミリーのRS6市販型プロトタイプがカメラに捉えられた。

新生A6はPPEモジュラーEVプラットフォームをベースに設計され、最強のRSバージョンは2025年以降に登場する見込みで、700ps以上の出力を予想されている。

A6の新型モデルとS6は夏にデビュー予定であり、RS6ワゴンも登場予定である。

新生RS6をキャッチ! A6 e-tronの市販型は“A6”、アウディが新ネーミング車を続々投入!

アウディは現在、新型のA6ファミリーを開発中だが、その高性能モデルとなるRS6(旧称RS6 e-tron)の市販型プロトタイプをカメラが捉えた。

アウディは2026年に最後のガソリン車を発売する予定で、今後数年間のうちに、アウディスポーツ部門のモデルも含め、同社のラインナップのほとんどのモデルが電気自動車に移行する。また、同ブランドの命名法も新しくなり、偶数は電気自動車、奇数は内燃機関搭載モデルをあらわすことになる。つまりA5後継モデルの電動版がA6となるわけだ。

捉えられたプロトタイプは、近日発売予定の純電気自動車のA6をベースにしている。プロトタイプは通常のA6のテスト車に似ているが、よく見るとローダウンされたサスペンションを備え、フロントフェンダー後部にスリットを配置、フレアホイールアーチやドリルドブレーキディスクを備えたカーボンセラミックブレーキパッケージなどが確認できる。

さらに、これまでカモフラージュされていたフロントバンパー下部のワイドな給気口や、スポーティなコーナーエアインテーク、さらに存在感のあるLEDテールライトバーも見てとれる。

新生A6は、フォルクスワーゲングループの新たなPPEモジュラーEVプラットフォームをベースに設計されているが、このプラットフォームは、今年はじめに2025年型アウディQ6 e-tronとポルシェ マカンでデビューしたものだ。

2021年に発表されたA6 E-Tronのコンセプトには、100kwhのバッテリーと最高出力469psを発揮するデュアルモーターパワートレインが搭載されていた。ただし、RSバージョンはおそらくもっと多くの馬力を発揮するものとみられ、700ps、あるいは800psを超える数字になる可能性が高い。

キャビン内には、11.9インチのデジタルインストルメントクラスター、14.5インチのインフォテインメントシステム、10.インチの助手席ディスプレイを搭載、Q6 e-tronの足跡を辿るだろう。

おそらくA6と呼ばれることになる新型モデルと、S6は今夏にもデビュー予定だが、最強のRSバージョンは2025年夏以降で、セダンの後には派生ワゴンのRS6も登場するはずだ。