はじめてのEVに244万円からのホンダ「N-VAN e:」はいかが? 大人気の「N-VAN」がEVになって、おひとりさま専用タイプも登場!?

AI要約

ホンダがN-VANをベースにした新型EV「N-VAN e:」を発売。商用から個人ユースまで幅広く対応。

N-VAN e:は商用に特化したモデルと個人ユース向けモデルを用意。充電時間や航続距離にも配慮。

バリエーションは「e:L4」「e:FUN」「e:G」「e:L2」と幅広く、商用から趣味までカバー。

はじめてのEVに244万円からのホンダ「N-VAN e:」はいかが? 大人気の「N-VAN」がEVになって、おひとりさま専用タイプも登場!?

軽商用車ながらホビーユースにも人気のホンダ「N-VAN(エヌバン)」をベースとしたEV(電気自動車)の新型「N-VAN e:(エヌバン イー)」が登場しました。必要十分の航続距離とパワーを備え、商用ユースに特化したタイプにくわえて、個人ユース用のタイプも用意されます。

2024年6月13日、ホンダは商用軽自動車の「N-VAN」をベースとしたEV(電気自動車)の「N-VAN e:」を発売した。商用はもちろんホビーユースなどでも人気のN-VANだが、その広い荷室空間や助手席側センターピラーレスの大開口部などの利点はそのままに電動モデル化が実現した。

ホンダは2030年にはグローバルでEVとFCV(燃料電池車)を合わせた販売比率を40%に引き上げ、2040年までに世界での新車販売全てをEVとFCVに切り替えると発表している。国内では本格的なEV展開を身近な軽商用バンからスタートさせ、幅広いニーズに対応すべく、商用モデルだけでなく個人ユースに使えるモデルを用意する。

N-VAN e:はベース車両の最大の特長であるフラットで低いフロアと高い天井がもたらす広い荷室空間はそのままにするため、薄型の駆動用リチウムイオンバッテリーを29.6kWh搭載する。フロントに搭載されるモーターは最高出力64ps/最大トルク162Nm、商用に特化したモデルでは最高出力53ps/最大トルク162Nmを発揮する。

一充電走行距離は、配送業務をはじめとした商用ユースにも十分対応できる距離として245km(WLTCモード)を実現した。さらに、普通充電(6.0kW出力)にかかる時間を約4.5時間(充電残量警告灯点灯から満充電まで)、急速充電(50kW出力)で約30分(充電残量警告灯点灯から80%まで)と、日常の使い勝手を追求している。

N-VAN e:は4タイプのバリエーションを設定した。「e:L4」は商用から個人ユースまで幅広く活用できる、4座を配置したスタンダードタイプとなる。7インチ液晶のメーターを採用したほか、ボディカラーにツートーンカラーを用意するなど個人ユースも意識した選択肢の広さが魅力だ。

「e:FUN」は、「e:L4」をベースに個人ユースをイメージし、趣味やレジャーシーンにもなじむスタイリングを採用した。ナチュラルなベージュカラーの内装や「e:L4」と同様にボディカラーにツートーンカラーを設定する。またLEDヘッドライトを備え、急速充電を標準装備するなど充実した装備が特長だ。

商用ユースに特化したタイプは「e:G」と「e:L2」が用意される。「e:G」はドライバー1名での利用を想定し、シートは運転席の1席のみ用意する。「e:L4」よりフロア高を120mm下げるとともに室内長をガソリンモデル比で95mm延長し、使い勝手を向上している。「e:L2」は運転席と運転席側後席の2座の前後タンデム仕様を採用。センターピラーをなくした大開口部側にによって荷物の出し入れがよりしやすい仕様となっている。

なお、商用ユースに特化した「e:G」と「e:L2」は本田技研工業法人営業部および新車オンラインストア「Honda ON」での限定販売で、リース契約のみでの取り扱いとなる。