日経平均終値1033円安、下げ幅は今年最大…史上最高値更新で当面の利益確定する動き

AI要約

12日の東京株式市場では、日経平均株価が前日比1033円34銭安の4万1190円68銭で取引を終え、今年最大の下落幅となった。

日経平均株価は直近3日間で1400円超上昇し、史上最高値を3日連続で更新していたが、高値警戒から利益確定の売りが出て急落した。

半導体関連株が大きく下落した要因として、前日の米株式市場でのハイテク株の急落が挙げられる。

 12日の東京株式市場で、日経平均株価(225種)の終値は、前日比1033円34銭安の4万1190円68銭だった。下げ幅は今年最大で、値下がりは4営業日ぶり。

 日経平均は6月下旬以降、上昇基調だった。前日までの3日間だけで1400円超値上がりし、3日連続で史上最高値を更新していた。高値への警戒から当面の利益を確定する売りが出た。前日に米株式市場でハイテク株が大幅に下落した流れを受け、日経平均の上昇を先導していた半導体関連株が大きく値下がりした。

 東証株価指数(TOPIX)は34・61ポイント低い2894・56。