〔東京株式〕足踏み=様子見ムード(11日後場中盤)

AI要約

日経平均株価は、半導体株や電子部品株中心に買いが入っているものの、利益確定売りも出て上げ幅は広がらない状況。

午前の終値では日経平均株価が堅調に推移し、米株高を受けて投資家心理が上向き、幅広い業種に買いが広がった。75%の銘柄が値上がりし、主要指数の高値更新も買いを誘った。

業種別株価指数ではパルプ・紙、金属製品、医薬品が上昇率が大きかったが、保険業や証券業は下落傾向。

 (13時43分)日経平均株価は足踏み状態。引き続き半導体など値がさ株を中心に、プライム市場銘柄の8割近くがプラスで推移している。ただ、市場からは「米消費者物価指数(CPI)を前に東京市場は様子見ムード」(国内証券)との声も聞かれ、上げ幅は広がらない。

 (後場寄り)後場の日経平均株価は前日比366円55銭高の4万2198円54銭で始まるなどしっかりしている。引き続き幅広い業種がプラス圏で推移している。

 (前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比347円85銭高の4万2179円84銭と堅調に推移した。東証株価指数(TOPIX)は19.10ポイント高の2928.30。米株高を受けて投資家心理が上向き、幅広い業種に買いが広がった。主要指数の高値更新も買いを誘った。利益確定売りは出たが、一巡後は再び買いが入り、下値は堅かった。

 75%の銘柄が値上がりし、21%が値下がりした。出来高は9億1572万株、売買代金は2兆3947億円。

 業種別株価指数(33業種)はパルプ・紙、金属製品、医薬品などの上昇率が大きかった。下落は保険業、証券・商品先物取引業、サービス業など。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は堅調。出来高は1億8090万株。

 【グロース】グロース250は小幅高、グロースCoreは軟調。

 (10時04分)日経平均株価は、高値圏でもみ合っている。米国市場で値がさハイテク株が上昇したことを受けて、日経平均は半導体株や電子部品株中心に買いが入っている。ただ、利益確定売りも出ており、日経平均の上げ幅は広がらない。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比511円73銭高の4万2343円72銭と大幅に上昇して始まった。米株高を受け、幅広く買いが入っている。