決算を読む ウッドフレンズ 24年5月期 23億円の最終赤字 戸建て住宅の販売減少で 今期は利益率改善に取り組む

AI要約

分譲住宅メーカーのウッドフレンズが2024年5月期の連結決算で23億6700万円の赤字を記録し、赤字幅が拡大した。消費者の購買意欲低下と戸建て住宅の販売不振が主な要因だ。

今期は販売戸数を絞る一方、高付加価値な商品開発を進め、各損益の改善を見込む。

将来的に黒字化を目指して取り組んでいる。

決算を読む ウッドフレンズ 24年5月期 23億円の最終赤字 戸建て住宅の販売減少で 今期は利益率改善に取り組む

 分譲住宅メーカーのウッドフレンズ(本社名古屋市)が11日発表した2024年5月期連結決算は、純損益が23億6700万円の赤字(23年5月期は2億3千万円の赤字)で、赤字幅が拡大した。消費者の購買意欲が低調に推移し、戸建て住宅の販売に苦戦した。今期は販売戸数を絞るため減収だが、付加価値の高い商品づくりを進め、各損益は黒字化を見込む。