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電車とトラック衝突「トラックが窓側に急に見えて…みんな『キャー』って衝撃がすごかった」 南海で『関空』まで行けない状況に
南海電鉄の電車とトラックが大阪府忠岡町の踏切で衝突。ケガ人はいないものの運転見合わせ。乗客は線路上を歩いて移動。
トラックが踏切内で立ち往生し、電車と衝突。非常ブレーキが間に合わず。
南海線と空港線の一部区間で運転見合わせ。特急ラピートやサザンも運転中止。運転再開の見込みは不明。
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南海電鉄の電車とトラックが大阪府忠岡町にある踏切の中で衝突する事故があった。
ケガ人はいないということだが、空港線や特急ラピートが運転を見合わせている。
11日午前10時すぎ、忠岡町忠岡東3丁目の堤防にある南海線の踏切で、「電車が止まっている。トラックと接触したみたい」と電車に乗っていた警察官から110番通報があった。
警察と南海によると、衝突したのは4トントラックと関西空港発なんば行の空港急行電車。
乗客約400人にケガはなく、事故の後、乗客は近くの泉大津駅まで線路上を歩いて移動したということだ。
通勤のために電車に乗っていた男性は、
乗車していた男性:
『バーン』ってぶつかった音がして、それから急ブレーキがかかった。
トラックが窓側に急に見えて、トラックと電車がこすりあって『ガガガガ』って車の事故みたいな音がした。
みんな『キャー』っていうぐらい衝撃がすごくて急ブレーキだったので揺れに体がとられた。
列車内は、インバウンドのお客さんで座れないぐらい満席で、スーツケースのお客さんも多かった。
僕の車両はこけた方はいないけど、お年寄りの方とかを支えながらっていう感じは見られた。
このように話した。
南海によると、トラックが踏切に入った際、運転席の上の「ルーフ」に下がってきた『遮断棒』が引っ掛かったことが原因で、踏切内で立ち往生した。
車の運転士がトラックに気づき非常ブレーキをかけたものの間に合わず衝突したということだ。
この事故の影響で午後1時現在、南海線の一部区間(泉大津ー貝塚駅間)で運転を見合わせているほか、空港線の全線と特急の「ラピート」と「サザン」が運転を見合わせている。運転再開の見込みは立っていない。
※南海線は、なんばー泉大津 貝塚―和歌山市駅間で折り返し運転中
(関西テレビ 2024年7月11日)