肌着の端材、緑育てる「新しい土」に…グンゼ、子会社と共同開発

AI要約

グンゼは肌着の端材を再生した素材「イージーディーズリテラ」を開発し、緑を育てる土として販売開始。

新しい土として位置づけられ、グンゼの研究開発部門とグンゼグリーンが共同で開発。

裁断された端材を加工し、軽く、手が汚れない特徴があり、ハンギングにも利用可能。

 グンゼは肌着の端材を使い、緑を育てる「土」として再生した素材「イージーディーズリテラ」を開発した。クラウドファンディング「マクアケ」のサイトで10日、単品(1リットル、送料を含め税込み2000円)、ガジュマルとのセット(2リットル、同4500円)の販売を始めた。

 新商品は「新しい土」と位置づけるもので、グンゼの研究開発部門と、緑化事業を手がける子会社のグンゼグリーン(兵庫県尼崎市)が共同で開発した。

 従来は、廃棄していた端材を細かく裁断した上で、保水や排水ができるように加工して固めている。

 土とは違い、触っても手が汚れず、容量に対する重さも5分の1以下と軽い特徴があり、観葉植物を壁や天井からつるす「ハンギング」が手軽に楽しめる。布類に分類されるため、可燃ゴミとして廃棄することができるという。