損保ジャパン、カスハラに対する対処方針を公表

AI要約

損害保険ジャパンがカスタマーハラスメント対策の方針を初めて公表

対応マニュアルでは9タイプのカスハラに対処方針を分類し、悪質な場合には法的機関と協力

目的は社員を保護し、カスハラに対して積極的な対応を促進

 損害保険ジャパンは9日、「カスタマーハラスメント(カスハラ)に対する方針」をまとめた。同社によると、カスハラ対策を対外的に公表するのは損保業界で初めてという。

 対応マニュアル(社外秘、コピー不可)をまとめた。カスハラを「威嚇・脅迫型」「時間拘束型」「リピート型」など9タイプに分け、それぞれ対処方針などを盛り込んだ。悪質と判断される場合は、弁護士や警察とも連携する。

 同社は「カスハラを1人で抱えこんでしまうこともある。対外的にも公表することで相談できることを知ってもらい、社員を守るのが目的」と話している。