「40年間も1万円札の顔を続けたのは大したもの」、福沢諭吉のふるさとは記念館を無料開放

AI要約

福沢諭吉のふるさと、大分県中津市では福沢記念館が福沢への感謝の気持ちを込め、館内を無料開放した。

福沢が新紙幣の肖像になった1984年と2004年発行の1万円札で通称「B1号券」を展示している。

肖像が変わっても、福沢先生の偉業がなくなるわけではない。40年間も1万円札の顔を続けた福沢諭吉を称える声が上がっている。

 約40年間にわたって1万円札の肖像だった福沢諭吉のふるさと、大分県中津市では3日、福沢諭吉旧居・福沢記念館が福沢への感謝の気持ちを込め、館内を無料開放した。

 館では、福沢が新紙幣の肖像になった1984年と2004年発行の1万円札で通称「B1号券」(記番号・A000001B)を展示している。

 運営する福沢旧邸保存会の泉史朗事務局長(65)は「肖像が変わっても、福沢先生の偉業がなくなるわけではない」と強調。館を訪れた同市の男性(80)は「40年間も1万円札の顔を続けたのは大したものだ」とたたえた。