「極めて危険」なハリケーン「ベリル」、カリブ海を西進-警報発令

AI要約

ハリケーン「ベリル」がカリブ海を西に進んでおり、極めて危険な状況でウィンドワード諸島に大きな被害が懸念されている。

ベリルはカテゴリー3の勢力で、バルバドス島やセントルシア島にハリケーン警報が発令されており、降雨量が10インチに達する可能性がある。

ベリルの勢力はカテゴリー4に達したこともあり、今後数日は変動が予想されている。

(ブルームバーグ): 気象専門家が「極めて危険」と呼ぶハリケーン「ベリル」がカリブ海を西に進んでおり、ウィンドワード諸島に大きな被害をもたらす恐れが出ている。

米国立ハリケーンセンター(NHC)が米東部時間1日午前5時に発表したところによれば、ベリルの風速は時速120マイル(秒速53.6メートル)で、勢力は5段階で上から3番目のカテゴリー3。

現在バルバドス島やセントルシア島などに対しハリケーン警報が発令されている。グレナディーン諸島とグレナダ島では降雨量が10インチ(約250ミリメートル)に達する恐れがある。

ベリルの勢力は一時、上から2番目のカテゴリー4に達していた。今後数日は勢力が変動するとみられている。

原題:‘Extremely Dangerous’ Hurricane Beryl Takes Aim at Caribbean (5)(抜粋)

--取材協力:Heesu Lee、Stephen Stapczynski.

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