明治安田生命、70歳定年制を導入へ 金融大手で初 人手不足に対応

AI要約

明治安田生命保険は、国内の大手金融機関で初めて、定年を65歳から70歳に延長する方針を示した。

70歳定年制の導入は人手不足に備えるほか、社員の希望に応えるための取り組みであり、役職に就くことも可能になる。

対象は総合職の社員で、健康状態に応じて退職時期や勤務条件を選べる仕組みになり、今後は営業職についても定年延長を検討する予定だ。

明治安田生命、70歳定年制を導入へ 金融大手で初 人手不足に対応

 明治安田生命保険は1日、定年を現在の65歳から70歳に延長する方針を明らかにした。2027年4月の開始を目指し、労働組合と協議する。同社によると70歳定年制の導入は国内の大手金融機関で初めてで、人手不足に備えるほか、長く働きたいという社員の声に応える。

 対象は総合職の社員で、退職時期や勤務時間、勤務日数は、健康状態などによって選べる仕組みにする。役職に就くことも可能だ。営業職についても今後、定年延長を検討するという。