小林製薬、調査計画を提出 死亡疑い増加、内容非公表

AI要約

小林製薬は、紅こうじサプリメントの摂取と死亡事例の関連で厚労省に調査計画を提出した。

新たに76人の死亡事例が判明し、提出を指示されていた計画は期限内に提出された。

初めに報告された5人の事例から76人に拡大され、突如発表された状況が続いている。

 小林製薬は1日、紅こうじサプリメントの摂取と関連が疑われる死亡事例が新たに76人判明した問題で、因果関係の調査の進め方などをまとめた計画を厚生労働省に提出したと明らかにした。期限とされていた6月29日付。計画の内容は非公表としている。

 提出を指示した厚労省は、計画策定によって迅速な調査を促す。小林製薬は、29日には提出したかどうかを明らかにしていなかった。

 小林製薬は当初、腎疾患と診断されたケースに絞って死亡疑い事例を5人と厚労省に報告していたが、6月28日、対象を幅広い疾患に広げて新たに76人の事例があったと突如発表した。