梅雨明けが待ちきれない!2024年の梅雨明けっていつ頃?
梅雨の遅れが話題となる中、2024年は過去2番目に遅い梅雨入りとなった。
梅雨入りが遅いからといって、必ずしも梅雨明けも遅くなるわけではなく、今年の梅雨は平年より短い期間で終わる見込み。
梅雨が明ければ晴れの日が増え、ツーリングシーズンが始まることが待ち遠しい。
春の心地よいツーリングシーズンが終わり、とうとう全国的に梅雨へと突入しました。
なお沖縄や奄美の梅雨入りが発表されたのは5月21日で、平年より11日遅い梅雨入りに。次いで九州や中国地方も梅雨入りとなったようですが、中国地方では平年より16日も遅く梅雨入りが発表されるなど、全国的に梅雨入りとなった日が平年より非常に遅くなっています。
そして6月下旬に入り、ようやく近畿から東北までの全域が梅雨入りしたとの発表がありました。
関東甲信地方で過去に1番遅かった梅雨入りは、1967年と2007年の6月22日とされている
ため、2024年の6月21日の梅雨入りというのは観測を始めた1951年以降、史上2番目に遅い梅雨入り。つまり、記録的に遅い梅雨入りであるといえます。
ちなみに関東甲信の平年の梅雨入りは6月7日とされており、今年は14日も遅い梅雨入りとなりました。
梅雨の時期は雨の日ばかりではありませんが、ツーリングの計画が非常に立てにくい季節。ジメジメとした梅雨が明ければ、晴れの日が多くカラッとした天気が増える絶好のツーリングシーズンになります。
せっかくツーリングに出かけるなら、雨に打たれることなく、かつ乾いた気持ちのよい風を受けて走り切りたいと考えるライダーも多いでしょう。そのため、今から梅雨明けが待ち遠しいという人も多いはず。では、2024年の梅雨明けはいつ頃になると予測されているのでしょうか。
まずここで気になるのは、梅雨入りが遅いと梅雨明けも遅くなるのではないか...という点。しかし、実は梅雨入りが遅いからといって、梅雨明けも遅くなるとは限りません。日本気象協会によると、今年は梅雨の期間が長くなることはないと見込まれており、梅雨が明ける日は平年並みの可能性もあるとの見方を示しています。
実際に、沖縄は平年より11日遅く梅雨入りしたものの、すでに平年より1日早く梅雨明けしています。また、奄美も6月23日に梅雨明け宣言がされており、平年より6日早い梅雨明けとなりました。
こういったことから、全国的に梅雨の期間は、平年より4日以上短くなると予想されています。よって、九州から関東甲信までは7月中旬には梅雨明けするのではないかと考えられており、北陸や東北は7月下旬となる予想が立てられています。
なお、1番遅い梅雨明けは東北北部の7月28日という平年の記録があるため、どの地域であっても7月中には梅雨が明ける可能性が高いと考えられそうです。
つまり、梅雨の期間はおよそ1ヶ月程度となる可能性があり、通常であれば1ヶ月半弱ほどかかるとされている平年の記録に比べると、今年の梅雨は非常に短い梅雨となるかもしれません。