マツダとヤマハ発動機の3車種の出荷停止解除…国交省、ホンダとスズキ加えた4社の行政処分見送り

AI要約

マツダとヤマハ発動機による量産不正に関する出荷停止指示が解除された。解除された車種は「ロードスターRF」、「マツダ2」、「YZF―R1」の3車種。

国交省はホンダとスズキを含む4社について行政処分を見送り、トヨタ自動車は依然として不正調査中。

 自動車・二輪車メーカー大手5社による量産に必要な認証「型式指定」を巡る不正で、国土交通省は28日、マツダとヤマハ発動機で不正が判明するまで生産していた計3車種について、国による独自試験で安全・環境基準への適合が確認されたとして、出荷停止指示を解除した。

 解除されたのは、マツダ「ロードスターRF」「マツダ2」と、ヤマハ発の二輪車「YZF―R1」。

 国交省は同日、両社にホンダ、スズキを加えた4社については、不正の項目数が少なく、悪質性も強くないとして、道路運送車両法に基づく行政処分を見送ったことも明らかにした。

 トヨタ自動車からは依然、不正調査の完了報告を受けていないという。