トヨタ・デンソー・豊田自動織機、保有するアイシン株を売却 グループで持ち合い見直し成長投資へ
AI要約
トヨタ自動車とデンソー、豊田自動織機はアイシンの株式を売却すると発表。トヨタはアイシン株保有比率を20％に縮小し、売却額は628億円と見込まれる。
デンソーはアイシン株の一部を売却、豊田自動織機も同様。アイシンは株式の売り出しや自己株式の取得を発表。
トヨタグループでの株式持ち合いの調整が進み、電動化や知能化への成長投資に資金を活用する方針。
トヨタ自動車とデンソー、豊田自動織機は6月27日、それぞれ保有するアイシンの株式を売却すると発表した。売却によるトヨタのアイシン株保有比率は24.8％から20％となり、売却額は628億円程度となる見通し。トヨタグループで株式の持ち合いを見直し、電動化や知能化といった成長投資に活用する。
デンソーはアイシン株の全部（単元未満株式を除く）、豊田自動織機はアイシン株の一部を売却する。同日、アイシンは株式の売り出しや1千億円を上限とする自己株式の取得などを発表した。
トヨタと豊田自動織機、アイシンは昨年11月、それぞれ保有するデンソーの株式を売却すると発表しており、トヨタグループでの株式持ち合いの縮小が進んでいる。
