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熱中症の救急搬送で「マイナ保険証」の活躍に期待
マイナンバーカードと保険証が一体化した「マイナ保険証」の有効活用について、政府が取り組んでいる実証事業について報道されました。
実証事業では、「マイナ保険証」を活用して救急搬送をスムーズに行うデモンストレーションが行われ、緊急時に必要な医療情報を迅速に入手することができる仕組みを確認しました。
この取り組みは全国67の消防本部で行われ、2024年度中に本格的な導入を目指しています。
![熱中症の救急搬送で「マイナ保険証」の活躍に期待](/img/article/20240625/667ac98c9bab0.jpg)
マイナンバーカードと保険証が一体化した「マイナ保険証」のさらなる有効活用を目指しています。
松本総務相、河野デジタル相、武見厚労相の3大臣が25日、そろって視察したのは、「マイナ保険証」をスムーズな救急搬送に生かす実証事業の様子です。
東京消防庁の救急隊員が現場でカードを読み取って、患者の医療情報にアクセスするデモンストレーションの様子が公開されました。
熱中症などで倒れて患者本人が自らの状況を説明できない緊急の状況でも、救急隊員が必要な情報を入手し、かかったことのある病院に搬送したり、搬送先に服用している薬を伝えたりするなど、救急搬送を迅速かつ円滑に行うことができるようになります。
総務省消防庁は、実証事業を5月23日から全国67の消防本部で順次始めていて、2024年度中に本格的な導入を始めたいとしています。