薬剤師ら1万人がサポート マイナ保険証利用促進へ

AI要約

河野太郎デジタル相は、マイナ保険証の利用促進に向けて1万人のデジタル推進委員を任命すると発表。

推進委員は薬局や事務職員で、利用者のサポート役を務め、マイナ保険証の普及を図る。

推進委員は高齢者向けにデジタル機器の使用方法を教えるなどの活動を行う予定。

 河野太郎デジタル相は25日の記者会見で、マイナンバーカードに健康保険証の機能を持たせた「マイナ保険証」の利用促進に向け、薬局などで働く薬剤師や事務職員計約1万人をデジタル推進委員に任命すると発表した。利用者のサポート役として、主に窓口で読み取り機の使い方などの相談に応じたり、利用登録を勧めたりする。

 河野氏は「マイナ保険証を身近に相談できる環境をつくりたい」と述べた。27日に東京都内で任命状授与式を開く予定。

 推進委員は、ボランティアとして、デジタル機器に不慣れな高齢者らに使用方法を教える。今回の任命により、登録者数は5万5千人を超えた。