【転職失敗】就職氷河期世代の40代男性「うなされるほどのすさまじいパワハラ」でズタボロ…泥まみれで帰宅した早朝、妻が絶句した衝撃の告白

AI要約
転職を試みる多くの人がパワハラなどの問題に直面している実態が明らかになった。アンケート調査により、職場でのパワハラが根深い問題であることが浮き彫りになった。多くの被害者がパワハラに対して誰にも相談せずに我慢していることが判明した。
【転職失敗】就職氷河期世代の40代男性「うなされるほどのすさまじいパワハラ」でズタボロ…泥まみれで帰宅した早朝、妻が絶句した衝撃の告白

家族のため、自分のため、高い給与を得るために多くの人が試みる「転職」。しかし、残念なことにうまくいくケースばかりではない。ある夫婦の例から、実情を探る。

パワハラ、セクハラ、カスハラ…。近年では、ハラスメントへの意識が高まり、過去のような「横暴な言動」を見かけることは格段に減った。しかし、目に止まりづらくなっているだけで、いまも根深い問題としてくすぶっているようだ。

なかでも、主に職場で行われるパワハラは、就労者のやる気や意欲をそぐだけでなく、パワハラが原因の離職に至れば、就労者は人生設計の変更を余儀なくされ、また会社側も、人材が流出することで大きな損失となってしまう。

株式会社ワークポートは、全国の20代~40代の男女を対象に行った『パワハラ被害の実態についてのアンケート調査』を実施している。これによると「現在の勤務先(または直近の勤務先)で、パワハラを受けたことがあるか」の問いに対して、実に65.5%が「ある」と回答している。内容の最多は「暴言・侮辱(言葉の攻撃)」で78.5%だった。

◆受けたことのあるパワハラ…上位7

1位 「暴言・侮辱(言葉の攻撃)」78.5%

2位 「能力の過小評価・成果を認めない」44.3%

3位 「過剰・過酷な業務の強制」:37.2%

4位 「無視・仲間外れ」31.2%

5位 「業務をさせない・与えない」26.6%

6位 「労働者の権利侵害」25.6%

7位 「プライベートの介入」25.2%

※複数回答

また「パワハラを受けたときどうしたか」の問いには、「誰にも相談せず我慢」が最多で46.4%。ほかには、上司や家族・友人、同僚などに相談をしている。しかし「パワハラ対処後」について聞いたところ、「解決しなかった」が59.1%、「誰にも相談せずに我慢した」が28.9%。結局「解決した」はわずか12.0%に過ぎなかった。

さらに「勤務先(または直近の勤務先)でパワハラ防止に関する取り組みが行われているか」と聞いたところ、「はい」は44.3%と、半数以下だった。

この結果から、いまだにパワハラで悩んでいる人は少なくないと推察される。