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「車社会」アメリカの過酷な現実、日本の「人口減少」の実態…24年6月上旬のWedge ONLINE人気記事TOP5
みちのくあじさい園は、林業家が経営するアジサイ園であり、園内には約400種4万株のアジサイが広がるスケールの大きな場所である。
日本の観光業は魅力はあるものの収入が少なく、世界的な評価を生かせていない現状があり、活用方法について考える必要がある。
世界経済フォーラムのトラベル&ツーリズム発展指数によると、日本は3位にランクインしており、国内でこのランキングに関する議論が盛んになっている。
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「日本を もっと、考える」をテーマに、Wedge ONLINEでは世の中の“いま”を深掘りする情報をお届けしています。
今回は2024年6月8日~6月21日に多くの方に読まれた記事・TOP5を発表します。第5位からの発表です!
<目次>
第5位:<林業家が経営するアジサイ園>困難な木材のみの経営に必要な“日本型”森林経営の未来像とは?
第4位:【魅力はあっても収入は少ない日本の観光業】世界的な評価を生かせていない現状、どう活用すべきか
第3位:【消滅可能性と危機を煽るな】日本の人口減少って悪いこと?年金制度温存のために人に犠牲を強いるのはナンセンス
第2位:「あずきバー」はなぜ、ずっと人気なのか?激変する時代にも変わらぬ信念と「不易流行」の取り組み
第1位:【貧乏人はガソリン車に乗れ】これでは学校にも、職場にも行けない!車社会アメリカの現実と未来、EVはどうなる?
みちのくあじさい園(岩手県一関市)に足を踏み入れると、そのスケールに圧倒される。緩やかな斜面にカラフルなアジサイの花が広がる。なかには背丈以上のアジサイもあって、花の中に分け入るようなファンタジックな感覚にとらわれる。なにしろ約15ヘクタール(ha)の山野に約400種4万株のアジサイが植えられており、その散策路は2キロメートルを超えるのだ。
アジサイの名所は全国にあるだろう。ただ、みちのくあじさい園は、公園でも庭園でも寺社の境内でもない。民間経営であり、園主は林業家なのだ。実際にアジサイの多くは、約60年生のスギ木立の林床に敷きつめられたように広がっているーー。
<林業家が経営するアジサイ園>困難な木材のみの経営に必要な“日本型”森林経営の未来像とは?
世界経済フォーラム(WEF)によって世界119カ国を対象にしたトラベル&ツーリズム発展指数(TTDI)の2024年版が発表された。WEFによれば、TTDIは、「トラベル&ツーリズムセクターの持続可能性と強靭な発展を可能にする要因や政策を測定し、ひいては国の発展に寄与するもの」である。つまり潜在性を含む各国の観光競争力を現したものと解釈してもよいだろう。
前回の21年版のTTDIにおいて日本は1位であり、今回は3位になっている。これからこのTTDIに関する記事が国内でも種々出てくるのではないかと思う。
こうしたランキングものは一見わかりやすいゆえに、時に必ずしも正確ではない記述をされることもあるーー。
【魅力はあっても収入は少ない日本の観光業】世界的な評価を生かせていない現状、どう活用すべきか