成田空港の接客描いた「空の港のありがとう」短編映画が国際映画賞

AI要約

成田空港を舞台にした短編映画が、米アカデミー賞公認の国際短編映画祭で賞を受賞。

映画は空港で接客する「グランドハンドリング」を主人公にした作品で、地元や空港職員が協力して製作。

映画は成田市出身の監督により、NAAの全面協力のもと製作され、ABEMAで無料配信中。

成田空港の接客描いた「空の港のありがとう」短編映画が国際映画賞

 【千葉】成田空港を舞台にした短編映画「空の港のありがとう」が、米アカデミー賞公認の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル&アジア」で、観光映像大賞観光庁長官賞に輝いた。5本のノミネート作品から選ばれた。

 映画は、空港で接客する「グランドハンドリング」が主人公。地元と空港職員の有志による製作委員会と吉本興業が手がけた。成田国際空港会社(NAA)も全面協力し、空港職員や市民もエキストラとして参加した。

 成田市出身のYuki Saito監督は「私の故郷を舞台にした映画、私を育ててくれた映画祭で賞を頂き感無量」、主演の清水美砂さんは「今までいただいたどんな賞よりうれしい」、NAAの田村明比古社長は「空港スタッフ全員で喜びたい」とコメントを寄せた。

 映画は今月末までABEMA(アベマ)で無料配信している。(小林誠一)