# 林業

世界三大登山鉄道の台湾「阿里山林業鉄路」、15年ぶりに全線復旧…2度の台風で一部不通に
9時間前

世界三大登山鉄道の台湾「阿里山林業鉄路」、15年ぶりに全線復旧…2度の台風で一部不通に

 【台北=園田将嗣】世界三大登山鉄道の一つで、台湾中部の山岳地を走る「阿里山林業鉄路」(全長約78キロ・メートル)が6日、15年ぶりに全線復旧した。2009年と15年の台風で土砂崩れなどに遭い、一部区間が不通になっていた。運営する阿里山林業鉄路及文化資産管理処は「海外からの観光客が増えることを

新入社員の自殺、上司のパワハラ認定…福岡地裁「無抵抗な状態に追い込んだ」
2024.07.06

新入社員の自殺、上司のパワハラ認定…福岡地裁「無抵抗な状態に追い込んだ」

 住宅メーカー「住友林業」熊本支店(熊本市)の新入社員だった男性(当時24歳)が自殺したのはパワハラや長時間労働が原因だとして、父親(64)が労災を認めなかった熊本労働基準監督署の処分を取り消すよう求めた訴訟の判決が5日、福岡地裁であった。中辻雄一朗裁判長は「上司の指導が男性を萎縮(いしゅく)

群馬県産の新鮮ブルーベリーを堪能「YAMATOYA COFFEE 32」で期間限定メニュー
2024.07.03

群馬県産の新鮮ブルーベリーを堪能「YAMATOYA COFFEE 32」で期間限定メニュー

群馬県庁32階の大和屋直営のコーヒースタンド「YAMATOYA COFFEE 32」では、今月1日から夏の時期に嬉しいブルーベリーの甘酸っぱいフレッシュな味わいを楽しめる限定メニューの販売が始まりました。1日から販売がスタートしたのは、「旬のフルーツパフェ~ブルーベリー~」と「ブ

再造林推進へ一丸 宮崎県内の林業関係者ら決起大会
2024.07.03

再造林推進へ一丸 宮崎県内の林業関係者ら決起大会

 都道府県で初となる県再造林推進条例が公布・施行された2日、宮崎市民プラザ「オルブライトホール」で県再造林推進決起大会(県など主催)があった。県内の行政や林業・木材産業などから関係者約500人が参加。再造林率日本一を目指し、一丸となって取り組んでいく機運を高めた。

「私は日田杉の営業マン」農水省技官から大分・日田市副市長に転身した服部浩治さん
2024.07.03

「私は日田杉の営業マン」農水省技官から大分・日田市副市長に転身した服部浩治さん

 「農林水産省で日田市を一番愛しているのは私。喜んで行きます」。椋野美智子市長から副市長就任を打診され、服部浩治さん(51)は二つ返事で引き受けた。環境省や外務省などでも森林政策に携わり、20代で大山町(現日田市)へ出向した経験がある。4月に着任して3カ月。「私は日田杉の営業マン。どんどん売り

令和6年度から始まる「森林環境税」とはどんな税金ですか? 私が住む地域では、すでに毎年500円の「森林税」が課税されているのですが、どう違うのでしょうか…?
2024.07.02

令和6年度から始まる「森林環境税」とはどんな税金ですか? 私が住む地域では、すでに毎年500円の「森林税」が課税されているのですが、どう違うのでしょうか…?

令和6年度から始まった「森林環境税」とは、どんな税金なのでしょうか。全国では森林環境税とは違う名称と金額で、森林環境税の課税前から自治体独自の税金を徴収している所があります。本記事では、森林環境税の内容と自治体が集めている税の金額・使途などを紹介します。森林環境税は

東北農林専門職大、開学3カ月 何を学んでいる? 授業に密着
2024.06.29

東北農林専門職大、開学3カ月 何を学んでいる? 授業に密着

 東北で初めて開設された農林業系の専門職大である東北農林専門職大(山形県新庄市)が開学して3カ月を迎える。農林業の中核となる担い手の育成を目指す県立の4年制大学だ。初年度に入学した学生たちはどんなふうに学んでいるのだろうか。授業をのぞいてみた。 コナラやアカマツ、オニグルミなどの

水と森を学ぶ 田辺市龍神村で本宮・三里小児童、和歌山
2024.06.26

水と森を学ぶ 田辺市龍神村で本宮・三里小児童、和歌山

 和歌山県田辺市龍神村で20、21日、森林の機能や暮らしとのつながりについて学ぶ「森林環境学習ツアー」が開かれた。同市本宮町の本宮、三里小学校から5年生計13人が参加。水の循環と森の役割をテーマに、林業の仕事や里山での暮らしに理解を深めた。 森林環境学習ツアーは、市熊野ツーリズム

宮崎県再造林推進条例が成立 全国で初、来月施行へ
2024.06.26

宮崎県再造林推進条例が成立 全国で初、来月施行へ

 循環型林業の実現に向け、事業者や森林所有者らの役割を定めた県再造林推進条例が25日、6月定例県議会本会議で全会一致で可決、成立した。都道府県では全国初の条例となる。7月中の公布・施行を予定。

「40年50年先へ繋げる産業。だから奥が深い」林業女子 相棒は7㎏のチェーンソー
2024.06.24

「40年50年先へ繋げる産業。だから奥が深い」林業女子 相棒は7㎏のチェーンソー

林業の担い手不足が深刻となっている中、20日は森の中で働く女性を紹介します。前職の経験をいかし力仕事も行う“林業女子”です。緑の森の中に、ピンクのヘルメット…山梨県南アルプス市の”林業女子”田尻愛海さん32歳です。3年前、祖父の代から続く

「車社会」アメリカの過酷な現実、日本の「人口減少」の実態…24年6月上旬のWedge ONLINE人気記事TOP5
2024.06.24

「車社会」アメリカの過酷な現実、日本の「人口減少」の実態…24年6月上旬のWedge ONLINE人気記事TOP5

 「日本を もっと、考える」をテーマに、Wedge ONLINEでは世の中の“いま”を深掘りする情報をお届けしています。 今回は2024年6月8日~6月21日に多くの方に読まれた記事・TOP5を発表します。第5位からの発表です!<目次>第5位:<林業家

農林中央金庫が総代会 巨額赤字をJA側に説明へ
2024.06.21

農林中央金庫が総代会 巨額赤字をJA側に説明へ

 農林中央金庫(農林中金)は21日、東京都内で総代会を開いた。外国債券などへの運用で損失が膨らみ、25年3月期の連結純損益は1兆5千億円の赤字になる見込み。奥和登理事長がこうした状況を、出資者である全国の農業協同組合(JA)関係者らに説明するとみられる。  農林中金は、米国の金利

そうめん商戦 市場は微増で推移 猛暑予報に期待高まる
2024.06.20

そうめん商戦 市場は微増で推移 猛暑予報に期待高まる

そうめん商戦が最盛期を迎えた。昨年は播州や三輪など手延べ産地生産者が平均10%の価格改定に踏み切ったことにより、PB(プライベートブランド)や機械製そうめんなど単価が安い商品に人気が流れた。今年はその傾向に拍車がかかることが予想される一方、今夏の猛暑予報もあり天候が追い風となりそうだ。5月末ま

市民らが農業や林業を体験 吉野川市で農林業まつり【徳島】
2024.06.17

市民らが農業や林業を体験 吉野川市で農林業まつり【徳島】

地元の農業や林業に関心を持ってもらおうと、6月16日、吉野川市で農産物の収穫体験やVRを使った林業を体験するイベントが開かれました。この催しは、吉野川市などが市民らに地元の農業や林業への関心を持ってもらおうと、開いたものです。会場となった吉野川市役所には、地元県立高

【震災・原発事故13年】被災地の大径材流通拡大 2025年度にも大規模加工施設 福島県内の林業再生加速
2024.06.17

【震災・原発事故13年】被災地の大径材流通拡大 2025年度にも大規模加工施設 福島県内の林業再生加速

 田村森林組合(本所・福島県田村市)は、東京電力福島第1原発事故で避難区域が設けられた12市町村を含む被災地産の木材流通を拡大する。太くなりすぎた大径材(細い方の切り口の直径が30センチ以上の丸太)も加工できる大規模施設を2025(令和7)年度にも田村市内に新設する。「ふくしま森林再生事業」で

県一漁協へ理解促進 県漁連 通常総会で特別決議 
2024.06.15

県一漁協へ理解促進 県漁連 通常総会で特別決議 

 県漁連(是澤喜幸会長)は14日、宮崎市の県水産会館で通常総会を開いた=写真。県内18漁協の組合長らが出席し、県一漁協設立に向けた特別決議を採択。2025年4月の18漁協合併に向け、組合員の理解促進を図る方針を確認した。

木造3階建て校舎の骨組み見学・六戸学園
2024.06.11

木造3階建て校舎の骨組み見学・六戸学園

 来年度の開校に向けて建築工事が進む青森県六戸町の9年制義務教育学校「六戸学園」で11日、県内自治体職員や全国の建築業者ら約360人を招いた見学会が行われた。校舎は全国的にも珍しい木造3階建てで、骨組みが完成しつつある。参加者はむき出しの巨大な柱や梁(はり)を間近に観察した。 見

日田林工高林業科の志願者増へ新たな取り組み 新入生に実習服や安全靴寄贈、奨学金創設も予定
2024.06.11

日田林工高林業科の志願者増へ新たな取り組み 新入生に実習服や安全靴寄贈、奨学金創設も予定

 日田林工高林業科(大分県日田市吹上町)の志願者増に向け、新たな取り組みが始まった。本年度の新入生は定員40人に対して25人で、近年は定員割れが続く。このような状況を受け、日田木材協同組合が同科の新入生に実習服や安全靴などを贈り、来年度からは奨学金制度を創設の予定。林業に関わる人材を確保するた

韓国で続発「アフリカ豚熱」侵入リスク高まる 九州で防疫演習、啓発強化も
2024.06.09

韓国で続発「アフリカ豚熱」侵入リスク高まる 九州で防疫演習、啓発強化も

 韓国の釜山広域市など近隣国でアフリカ豚熱が続発し、国内での発生リスクが高まっている。国や自治体では防疫演習や対策会議を開くなど、侵入に備える動きが活発化。農水省は各県担当者や養豚生産者への啓発を強化している。九州では5月、全県共同の実地研修を佐賀県で開き、野生イノシシでの発生を想定した対応ノ

森林・林業白書が花粉症を初めて特集、スギ人工林を33年度に2割減少へ…都市部周辺など重点的に
2024.06.04

森林・林業白書が花粉症を初めて特集、スギ人工林を33年度に2割減少へ…都市部周辺など重点的に

 政府は4日、2023年度の森林・林業白書を閣議決定した。花粉症を初めて特集し、花粉発生源のスギ人工林を33年度に約2割減少させることを目指して、伐採や花粉の少ない苗木への植え替えに取り組む方針を示した。 白書によると、戦後に造成された人工林が建築需要に応じて拡大し、スギは森林面