友人の父親が新車で購入したハコスカGT‐R【3】これまで乗ってきたGT-Rの中でコレが一番のコンディション

AI要約

オーナーはこれまで3台の1971年式スカイラインHT 2000 GT-Rを乗り継いできた。現在のスカイラインブラウンのGT-Rは、友人の父親が1台だけ所有し、スポーツオプションなどで独自に仕上げた貴重なGT-Rである。

オーナーは子供の頃、友人の父親が乗っていたハコスカGT-Rに憧れ、25年前に買い取ったこのGT-Rに乗り換えた。走行距離は5万㎞で、ボディにはダメージがなく、新車時の輝きを保っている。

初代オーナーの遺志を受け継ぎ、25年前に全塗装されたGT-Rに引き続き愛情を注いでいるオーナー。レース用オプションのパーツを装着し、エンジンやミッションのオーバーホールも行い、常にコンディションの維持に努めている。

友人の父親が新車で購入したハコスカGT‐R【3】これまで乗ってきたGT-Rの中でコレが一番のコンディション

これまで、3台の1971年式スカイラインHT 2000 GT-Rを乗り継いできたオーナー。

現在のスカイラインブラウンのGT-Rは、友人の父親が新車で購入し、ワンオーナーで維持していたもので、スポーツオプションなどの貴重なパーツを使って仕上げた唯一無二のGT-Rだ。

【 ONE&ONLY|1971年式 日産スカイライン ハードトップ 2000 GT-R】

子供の頃、友人の父親が乗っていたハコスカGT-Rに憧れたオーナー。

結果として、その昔にあこがれて見ていたGT‐Rに乗り換えることになった。走行距離はわずか5万㎞。ボディにはダメージはなく、新車時の輝きさえもまったく色あせていなかった。

「GT‐Rを3台乗り継ぎましたが、コンディションはこれが一番です。実は25年ほど前にオヤジさんがエンジンルームまで含めて純正色で全塗装しているのですが、なんでしたのか分からないくらい状態はいいです」と微笑む。

こうして友人の亡き父である初代オーナーの遺志を継ぎ、それに負けないほどの愛情を注ぎ込む。TAオートの安藤さんに探してもらったレース用オプションのヘッドカバーやワークスタイプのタコ足など、貴重な当時のパーツを装着。また、2年前にはエンジンやミッションをオーバーホールするなど、コンディションの維持に努めている。取材時も好調な吹け上がりを見せていたGT‐R。初代オーナーのオヤジさんも、快調に走る姿を天国から眺めて、喜んでいるに違いない。

初出:ノスタルジックヒーロー 2020年月号 vol.198

(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)