初任給は生活費で消えてしまい、親に贈り物ができませんでした。次回の給料でも遅くないでしょうか?

AI要約

初任給を受け取った新社会人が親にプレゼントを贈ることは一般的であり、贈り物のタイミングや方法に固定的なルールはない。

生活費を除いた初任給の使い道ランキングでは、「趣味」や「プレゼント」が上位であり、初任給で贈るプレゼントの金額相場は幅広く分布している。

プレゼントを選ぶ際には相手の趣味やライフスタイルに合わせることが重要。

初任給は生活費で消えてしまい、親に贈り物ができませんでした。次回の給料でも遅くないでしょうか?

4月から新社会人となり初任給を受け取ったものの、生活費で消えてしまい、親へプレゼントができなかったという人も多いでしょう。

しかし、初任給で親に何か贈るのは一般的なのでしょうか?本記事では、初任給の使い道や親に贈るプレゼントの選び方などを解説します。

株式会社モデル百貨(長崎県佐世保市)は、運営サイトの「Money Geek」にて調査した、「初任給の使い道ランキング」(調査期間: 2024年1月、調査対象: 20代の社会人男女1000人)についてご紹介します。

同調査では、生活費を除いた初任給の使い道について、上位3つまでの項目を選んでもらいました。1位は「趣味」で30.4%です。続いて、2位は「プレゼント(食事や旅行に連れて行った場合も含む)」で、29.4%でした。

◆初任給を受け取った後の生活は余裕がない

社会人として働き始め、初めての給与が入ったものの、生活費を払った後に手元にあまり残らないという経験をした人も多いでしょう。

同調査において、初任給を受け取った後の生活にどの程度余裕があったかについて質問したところ、「まったく余裕がなかった」と答えた人が17.7%、「あまり余裕はなかった」と答えた人が31.6%で、合わせて49.3%の人が「余裕がない」と感じていることが分かりました。

給与が少なく、親へのプレゼントもできずに申し訳ないと感じる声もありました。

初任給で贈り物ができなかったとしても、次の給料や初めてのボーナスをもらったときに贈り物を準備してもよいでしょう。

大切なのは感謝の気持ちを伝えることで、タイミングや方法に固定的なルールがあるわけではないということです。親への感謝の気持ちは、いつでもどのような形でも表現できます。

株式会社KAZAANA(東京都中央区)が行った「初任給のプレゼントに関する調査」(調査期間:2023年3月、調査人数:10~70代の男女320人)によると、初任給のプレゼントで20代の金額相場は5000~2万円が多い結果でした。

しかし、2000円以下や3万円以上という回答も見られ、価格帯は幅広く分布しています。同サイトによると、文房具やアクセサリー、食品などがおすすめとのことです。

また、5000~1万円ではファッションアイテムや雑貨、1万円以上では高級な文房具や腕時計などが人気で、プレゼントを選ぶ際には相手の趣味やライフスタイルに合わせることが重要と伝えています。