【今月14日は年金支給日】厚生年金と国民年金のキホンとは?年金振込通知書も解説

AI要約

2024年1月の年金支給日に増額される標準的な夫婦の受給額についての発表。

毎年6月には年金振込通知書が送付され、受給者は受給額を把握できる。

国民年金と厚生年金の現在の金額と受給条件についての詳細。

【今月14日は年金支給日】厚生年金と国民年金のキホンとは?年金振込通知書も解説

今月は待望の年金支給日です。

2024年1月に厚生労働省が発表した新データによると、次年度の標準的な夫婦の月額受給額が23万483円に増額されることが決まりました。この増額は、今月14日(金)の支給日から反映されます。

毎年6月には、次年度の年金支給額を確認するための「年金振込通知書」が各受給者に原則送付されます。これにより、受給者は自身の年金受給額を事前に把握することが可能です。

この記事では、厚生年金および国民年金の受給額について詳しく解説します。

また、現在の受給者が実際に受け取っている平均額についても紹介しますので、老後資金の計画づくりの参考にしてください。

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老後の主要な収入源である公的年金について、理解を深めていきましょう。まずは現在の金額を理解することが重要です。

最新の公的年金の金額例をチェックしていきましょう。

 ・国民年金(老齢基礎年金):6万8000円(1人分※1)

 ・厚生年金:23万483円(夫婦2人分※2)

※1昭和31年4月1日以前生まれの方の老齢基礎年金(満額1人分)は、月額6万7808円(対前年度比+1758円)です。

※2平均的な収入(平均標準報酬(賞与含む月額換算)43万9000円)で40年間就業した場合に受け取り始める年金(老齢厚生年金と2人分の老齢基礎年金(満額))の給付水準。

※ただし、2023年度の既裁定者(68 歳以上の方)の老齢基礎年金(満額1人分)は、月額6万6050円(対前年度比+1234円)。また、厚生年金の金額は夫婦2人分となっていますが、これは「40年間会社員として月額43万9000円を稼いだ夫の厚生年金と国民年金」と「40年間専業主婦(もしくは自営業など)だった妻」を想定。

国民年金(老齢基礎年金)の満額は、2023年度が6万6250円、2024年度が6万8000円となりました。