〔東京株式〕反発=半導体株がけん引(6日前場)☆差替

AI要約

米市場でハイテク株が早期利下げ観測により上昇し、東京市場でも半導体株に買いが入って日経平均株価が反発。日経平均は前日比351円58銭高の3万8841円75銭で終了。

業種別株価指数では海運業や証券業が上昇し、不動産業やサービス業が下落。スタンダードTOP20は軟調で、グロース250とグロースCoreは続落。

日経平均は高値もみ合いしつつ、米エヌビディアや半導体株の上昇によりサポートされている状況。前日比500円超上昇し3万9000円台に達したが、利益確定売りで上値が抑えられた。

 (前引け)【プライム】米市場でハイテク株が早期利下げ観測を背景に上昇した流れを引き継いで、東京市場でも半導体株に買いが入り、日経平均株価をけん引した。日経平均の午前の終値は前日比351円58銭高の3万8841円75銭と反発。東証株価指数(TOPIX)は16.71ポイント高の2764.93。

 41%の銘柄が値上がりし、55%が値下がりした。出来高は8億7371万株、売買代金は2兆3540億円。

 業種別株価指数(33業種)は海運業、証券・商品先物取引業、石油・石炭製品などが上昇。不動産業、サービス業、繊維製品などは下落した。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は軟調。出来高は2億6178万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに続落。

 (10時06分)日経平均株価は高値もみ合い。一時前日比500円超上昇し、3万9000円台にワンタッチした。同水準ではすかさず利益確定売りが出て上値を抑えたが、大きく押されず値を保っている。米エヌビディアなどの上昇を受け「東エレク <8035> やアドバンテス <6857> といった半導体株が大きく買われて日経平均を押し上げている」(大手証券)という。

 (寄り付き)日経平均株価は、前日比351円49銭高の3万8841円66銭と上昇して始まった。前日の米主要株価指数がそろって値上がりしたことを受け、買いが先行している。