「世界初の無人機空母」に前進! 新型バイラクタルがスキージャンプ台を模した滑走路から飛ぶ

AI要約

トルコの無人機メーカーであるバイカルが、離陸試験に成功したことを発表しました。

バイラクタル TB3は、短距離離着陸が可能な無人戦闘機で、揚陸艦「アナドル」の艦載機として運用される予定です。

トルコ海軍が世界初の無人機空母として運用する計画を進めており、今回の成功は重要なステップとされています。

「世界初の無人機空母」に前進! 新型バイラクタルがスキージャンプ台を模した滑走路から飛ぶ

 トルコの無人機開発メーカーであるバイカルは2024年6月1日、バイラクタル TB3を使用し、航空母艦の飛行甲板を想定した離陸試験に成功したと発表しました。

 バイラクタル TB3は、主翼が折りたたみ式の短距離離着陸が可能な無人戦闘機であり、将来的には揚陸艦「アナドル」の艦載機として運用することを想定し開発が続いています。

 今回の実験はエディルネのケシャンにあるバイカル飛行試験センターで、スキージャンプ方式の飛行甲板を持つ航空母艦を想定して行われました。バイラクタル TB3は、ジャンプ台から計4回の離陸に成功し、一定時間飛行した後着陸しました。

 なお、トルコ海軍では「アナドル」を世界初の無人機空母として運用する計画を立てており、トルコメディアでは、この飛行実験成功が、世界初の無人機空母への重要なステップとなったと報じています。