きょうは「世界環境デー」 "海洋プラごみから水素など生成"実証実験を公開

AI要約

海洋プラスチックごみから水素などを作り出す実証実験が公開されました。

プラスチックごみはリサイクルが難しいため、焼却処分されているが、この実験ではリサイクルが可能となっています。

2050年までに海洋プラスチックごみが魚の量よりも多くなるという予測もあり、環境問題が深刻化していることが示唆されています。

きょうは「世界環境デー」 

きょうは「世界環境デー」です。

リサイクルが難しいとされる海のプラスチックごみを回収し、水素などを作り出す実証実験が公開されました。

海洋プラスチックごみには塩分が含まれ、紫外線による損傷もひどいため、多くがリサイクルされず焼却処分されています。

実験では、川崎市が船でプラスチックごみを回収し、化学大手「レゾナック」のリサイクル工場に運びます。

家庭から出たプラスチックごみと同様に砕いて形を整えた後、高温で分解して水素などを作ります。

水素は、合成繊維などの原料になるほか、近くのホテルで発電用に利用されています。

海洋プラスチックごみは、2050年までに魚の量より多くなるという予測もあります。