米首都にパンダ戻る 中国から2頭 24年内に

AI要約

米首都ワシントンのスミソニアン国立動物園が、中国から2頭のジャイアントパンダを迎えることを発表。

動物園は過去にパンダ3頭を中国に返却しており、今回の新たな仲介が米中関係の明るい話題となる見込み。

新しく貸与されるパンダは2歳の雄バオ・リーと雌チン・バオであり、ジル・バイデン大統領夫人らが喜びを表明。

 【ワシントン時事】米首都ワシントンのスミソニアン国立動物園は29日、中国からジャイアントパンダ2頭を年内に迎えると発表した。

 動物園は昨年11月、人気者だったパンダ3頭を中国側に返還していた。米中関係の緊張が高まる中、明るい話題の一つとなりそうだ。

 動物園に新しく貸与されるのは、ともに2歳の雄のバオ・リーと雌のチン・バオ。この日公表されたビデオ発表では、ジル・バイデン大統領夫人らが「この歴史的瞬間をワシントンで祝うのを待ちきれない」と喜びを表現した。