秋篠宮さま、被災水族館の話に聴き入る 日動水通常総会

AI要約

秋篠宮さまは29日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールで、日本動物園水族館協会の通常総会に出席し、能登半島地震で被災した水族館関係者の話に耳を傾けた。

通常総会では、のとじま水族館の境谷仁館長が被災状況と支援について報告し、秋篠宮さまも飼育担当者の気持ちを思い、支援の重要性を強調した。

秋篠宮さまは同協会の総裁を務め、被災水族館の再建と動物の飼育を応援する姿勢を示した。

秋篠宮さま、被災水族館の話に聴き入る 日動水通常総会

 秋篠宮さまは29日、東京都千代田区の有楽町朝日ホールで、日本動物園水族館協会の通常総会に出席し、1月の能登半島地震で被災した現地の水族館関係者の話に耳を傾けた。

 秋篠宮さまは同協会の総裁を務め、例年総会に出席している。この日の通常総会では、「のとじま水族館」(石川県七尾市)の境谷仁館長が、設備の破損で水槽の水質悪化や水温低下に見舞われ、人気者だったジンベエザメ2頭が死亡したことなどを涙声で報告。同時に、全国からの支援に励まされたとし、「(営業を)再開して元気な姿を見せることが恩返し」と述べた。

 秋篠宮さまもこれに先立つあいさつで、飼育担当者らの気持ちを思い、「心を痛めております」と言及。協会に加盟する水族館が力を合わせ、「避難させた動物の飼育をはじめ、さまざまな支援を続けていただければと思います」と語った。(中田絢子)