【タイ】21日に雨期入り、上部地域の6割で豪雨

AI要約

タイのデジタル経済社会省気象局は21日、雨期入りを発表した。豪雨が続き、災害への警戒が必要とされている。

約1,500メートル上空の貿易風の変化により、南西風が湿気を運ぶようになったと説明された。

雨期は十月中旬に上部地域で終わるが、南部の一部では2025年1月半ばまで続く見込み。

 タイのデジタル経済社会省気象局(TMD)は21日、同日に雨期入りしたと発表した。タイ北部を中心とした上部地域の60%以上の地域では3日連続で豪雨が報告された。バンコクポストが21日報じた。

 約1,500メートル上空の貿易風が方向を変え、南西風がアンダマン海から陸地に湿気を運ぶようになったといった変化が確認されたことから、タイは雨期入りしたと説明した。

 近日では5月21~24日、北部、東北部、中部、東部、南部の沿岸部で豪雨になると予測している。この期間は、大雨、土石流、鉄砲水などの災害への警戒が必要だと訴えた。

 上部地域では10月中旬に雨期が終わるが、南部の特に東側では豪雨が2025年1月半ばまで続く見通しだ。