トランプ前大統領の選挙動画で“物議”…ナチス・ドイツを連想との指摘相次ぐ バイデン大統領「ヒトラーの言葉だ」と批判
アメリカのトランプ前大統領の選挙動画が、ナチス・ドイツを連想させる表現が含まれて物議を醸している。
動画には架空の新聞紙面が映し出され、"ユニファイドライヒ"という表現がナチス・ドイツを連想させるとして批判が集中。
バイデン大統領も"ライヒ"はヒトラーの言葉であり、アメリカの言葉ではないとして批判した。
アメリカのトランプ前大統領の選挙動画に、ナチス・ドイツを連想させる表現があるとして物議を醸している。
トランプ氏のSNSに20日投稿された30秒の動画には、「トランプが勝利したら」として、架空の新聞の紙面に「好景気」「不法移民の強制送還」などの見出しが映し出されている。
ただ、この中に「ユニファイドライヒ」という表現が2カ所あり、この「ライヒ」という言葉が「第三帝国」を名乗っていたナチス・ドイツを連想させるとの指摘が相次いだ。
動画はすでに削除されたが、バイデン大統領は21日、「ライヒとはアメリカの言葉ではなく、ヒトラーの言葉だ」と批判した。