トランプ氏のSNS動画にナチス想起の表現「統一帝国」、投稿後削除
AI要約
トランプ前米大統領のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に20日、トランプ氏が11月の米大統領選に勝ったら何が起きるのかという内容の短い動画が投稿された。
動画にはナチス・ドイツを想起する表現が含まれており、バイデン大統領も批判した。動画は21日までに取り消された。
トランプ氏のアカウントから投稿された動画は、トランプが勝利した際の架空の新聞記事を紹介しており、「統一帝国（UNIFIED REICH）」という表現が批判を受けた。
トランプ前米大統領のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」に20日、トランプ氏が11月の米大統領選に勝ったら何が起きるのかという内容の短い動画が投稿された。この中にナチス・ドイツを想起する文字が含まれているとの指摘があり、バイデン大統領も批判した。投稿された動画は21日までに取り消された。
トランプ氏のアカウントから投稿されたのは30秒の動画。「もしトランプが勝ったら」という前提で、架空の新聞の紙面が映し出される。「好景気！」「国境閉鎖 1500万人の不法移民を強制送還」などの見出しと並び、「統一帝国（UNIFIED REICH）」という表現が記載されていた。
「統一帝国」について「第三帝国」と名乗っていたナチスを想起させるとの指摘が出た。バイデン大統領は21日、「これはアメリカの言葉ではなく、ヒトラーの言葉を使っているのと同じことだ」と批判した。
