カリブの島に銃弾持ち込む、米国人1人が有罪認める

AI要約

米国人5人が英領タークス・カイコス諸島で銃弾を持ち込んだとして逮捕され、1人が有罪を認めた。

銃器の携帯が禁止されているタークス・カイコス諸島での事件で、量刑は28日に言い渡される。

米国の議員団が釈放を求めたが打開策は見いだせず、禁錮12年の刑が言い渡される可能性がある。

カリブの島に銃弾持ち込む、米国人1人が有罪認める

(CNN) カリブ海に浮かぶ英領タークス・カイコス諸島に銃弾を持ち込んだとして逮捕、起訴された米国人5人のうち、1人が21日の公判で有罪を認めた。

現地の検察によると、タイラー・ウェンリッチ被告(31)は銃弾を所持した罪2件を認めた。

タークス・カイコス諸島では銃器の携帯が禁止されている。銃器や流れ弾を含む銃弾を警察の許可なく持ち込む行為も厳禁とされる。

5人はここ数カ月の間に逮捕された。有罪となれば、禁錮12年の刑を言い渡される可能性がある。

これに先立ち、米国からは20日、5人の釈放を求める超党派の議員団が現地を訪問。総督や司法、観光当局の責任者らと会談したが、打開策は見いだせなかったと発表した。

議員団は、5人がそれぞれ荷物とともに、1~2個の銃弾を「うっかり」持ち込んだと主張している。団長は、被告らが禁錮刑を言い渡された場合、「米国民を保護するための追加措置」を検討する必要があると述べた。

残る4人の被告は45歳、72歳と40歳2人。検察によると、ウェンリッチ被告の量刑は28日に言い渡される。