ロシア上院代表団が訪朝 議会協力を協議へ

AI要約

ロシア上院代表団が北朝鮮を訪問し、北朝鮮とロシアの協力拡大が進行中であることが報じられた。

訪朝日程や目的は具体的には触れられなかったが、24日まで滞在し、議会の協力や接触計画を話し合う予定だ。

昨年の首脳会談以降、軍事、経済、文化、政治分野での協力が進んでおり、今回の訪朝はその一環として行われている。

ロシア上院代表団が訪朝 議会協力を協議へ

【ソウル聯合ニュース】北朝鮮の朝鮮中央通信は21日、ロシア上院の代表団が20日に北朝鮮の平壌を訪問したと報じた。

 ロシア上院国際問題委員会のラポタ委員が団長を務めているという。朝鮮中央通信は訪朝日程や目的などには触れていない。

 北朝鮮にあるロシア大使館もメッセージアプリ・テレグラムのチャンネルで、上院代表団が北朝鮮を実務訪問したと伝えた。一行は24日まで平壌に滞在し、議会の協力について話し合い、今後の接触計画を立てる。また北朝鮮最高人民会議(国会に相当)のパク・インチョル議長との会談を予定している。

 北朝鮮とロシアは昨年9月に首脳会談を開催して以降、軍事、経済、文化だけでなく政治分野まで協力の拡大を図っている。今年2月に北朝鮮はロシア側の招きを受け、朝鮮労働党平壌市委員会の金秀吉(キム・スギル)責任書記を団長とする党代表団を派遣した。