イスラエル軍がレバノン首都空爆、31人死亡 ヒズボラ幹部らを殺害

AI要約

イスラエル軍がベイルートへの空爆でヒズボラの精鋭部隊のトップらを殺害。空爆で31人が死亡、68人が負傷。

空爆でイブラヒム・アキル幹部ら約10人が殺害され、会合を開いていたビルの地下で狙撃された。

アキル幹部はヒズボラの活動責任者で、攻撃計画を立案。また、米大使館爆破事件にも関与しており手配中。

イスラエル軍がレバノン首都空爆、31人死亡 ヒズボラ幹部らを殺害

 イスラエル軍は20日、対立するイスラム教シーア派組織ヒズボラが拠点を置くレバノンの首都ベイルートへの空爆で、ヒズボラの精鋭部隊「ラドワン部隊」のトップらを殺害したと発表した。地元メディアによると、レバノン当局は空爆で31人が死亡、68人が負傷したと明らかにした。

 イスラエル軍のハガリ報道官によると、殺害したのは、同部隊を率いるイブラヒム・アキル幹部ら約10人。住宅街にあるビルの地下で会合を開いていたという。

 ハガリ氏はアキル幹部について「ヒズボラの対戦車、爆発物、防空作戦を含むさまざまな活動の責任者で、昨年10月以来、イスラエルへの日々の攻撃を立案していた」と指摘した。

■米大使館爆破でも手配中