イスラエル軍 ヒズボラ幹部標的にレバノン首都ベイルート郊外を空爆 12人死亡、66人ケガ

AI要約

イスラエル軍がヒズボラの幹部を標的にした空爆で12人が死亡、66人がケガをしました。

イスラエルとヒズボラの間で攻撃の応酬が続いており、両者の緊張が高まっています。

20日、ヒズボラがイスラエルに150発以上のロケット弾を発射し、地上戦への懸念が増しています。

イスラエル軍は20日、レバノンの首都ベイルート郊外でイスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部を標的にした空爆を行い、12人が死亡、66人がケガをしました。

今週レバノンで相次いだ通信機器の爆発をきっかけに、イスラエルとヒズボラの間では大規模な攻撃の応酬が続いています。

イスラエル軍は20日、ベイルート郊外を空爆し、地元メディアによると、12人が死亡、66人がケガをしました。

イスラエル軍はヒズボラの軍事部門のトップ、イブラヒム・アキル氏を含め、10人ほどの上級司令官を殺害したと発表しています。

イスラエル側は攻撃が「イスラエルの人々を守るため」のもので、地域の緊張を高めることは望んでいないと主張しています。

イスラエル軍は19日にもレバノン南部を空爆し、ヒズボラのロケット弾発射装置、およそ100基を攻撃したと発表しました。

これに対し、ヒズボラも20日、イスラエルに150発以上のロケット弾を発射しました。

レバノンとの国境付近では、イスラエル軍が住民らにシェルターから離れないよう呼びかけていて、地上戦への懸念が深まっています。