イスラエル軍がレバノンの首都ベイルート郊外を空爆 ヒズボラ幹部を殺害

AI要約

イスラエル軍はレバノンの首都ベイルート郊外を空爆し、イスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部を殺害した。ヒズボラもイスラエル北部にロケット弾を発射するなど攻撃を強め、状況は緊迫している。

イスラエル軍はベイルート南部のヒズボラの影響力が強い地域を空爆し、ヒズボラの司令官イブラヒム・アキル氏を殺害。保健当局によると、12人が死亡し、66人がけがをした。

ヒズボラはイスラエルの通信機器を爆破し、報復を宣言。双方の攻撃が激化し、状況は緊迫の度合いを増している。

イスラエル軍がレバノンの首都ベイルート郊外を空爆 ヒズボラ幹部を殺害

イスラエル軍はレバノンの首都ベイルート郊外を空爆し、イスラム教シーア派組織ヒズボラの幹部を殺害しました。ヒズボラの通信機器の一斉爆発以降、イスラエルとヒズボラの双方が攻撃を強めています。

イスラエル軍は20日、ベイルート郊外を空爆し、ヒズボラの精鋭部隊の司令官イブラヒム・アキル氏を殺害したと発表しました。

複数の中東メディアによりますと、空爆があったのはベイルート南部のヒズボラの影響力が強い地域で、アキル氏は当時、精鋭部隊のメンバーとの会合に臨んでいたということです。

レバノンの保健当局は、この空爆で12人が死亡、66人がけがをしたとしています。

一方、ヒズボラは、これに先立ち、イスラエル北部に向け140発のロケット弾を発射しました。

ヒズボラの通信機器の一斉爆発を受け、ヒズボラのトップがイスラエルの「宣戦布告だ」として報復を宣言する中、双方の攻撃は激化していて、状況は緊迫の度合いを増しています。