米中、北京で経済作業部会開催 EVなど過剰生産問題を議論

AI要約

米中の政府高官が経済分野の課題を話し合う作業部会が北京で開催された。

米国は中国の電気自動車や鉄鋼・アルミニウムの過剰生産問題、巨額補助金などの政策に懸念を表明し、意見交換が行われた。

作業部会は昨秋から設置されており、今回が5回目の開催となった。また、米政府高官は中国の何立峰副首相とも面会を行った。

 【ワシントン時事】米財務省は20日、米中の政府高官が経済分野の課題を話し合う作業部会を北京で開いたと発表した。

 中国による電気自動車(EV)や鉄鋼・アルミニウムの過剰生産問題、巨額補助金などの非市場的な政策といった米国が抱く懸念を改めて伝え、意見交換した。

 作業部会は19、20両日に開催。昨秋の設置以来5回目となる。米政府高官は、中国の何立峰副首相とも面会した。